AI活用以前の業務改善について思うところ
ラストワンマイルまで新幹線で行こうとしていないか?
改めて言うまでもなく、生成AIはめっちゃすごい。私もめっちゃ助けられています。
でもそれで、目的地まで直行する以外の選択肢を持っていますか。たとえば、名古屋から東京に新幹線で到着したとして、スカイツリーまでも新幹線で行こうとしていませんか?
確かに名古屋-東京間はめっちゃ早いよ。(リニア・・・)
でも適材適所っていう言葉があって、何もかも新幹線で行くのが一番早いっていうわけじゃないよね。
たとえ、莫大な費用をかけて建設しても、短縮されるのってたかが数分じゃないですか。(現代の利用者目線)それよりも、東京駅着いたらあとは在来線で行くとか、考えた方がいいんじゃないだろうか。
てか、今でも東京駅から25分でいけるんだけど、それ自体が本当に問題なのかってちゃんと見極めてますか。特に今のままでも問題ないっていうパターンはないんでしょうか。
いや、10分でいけないと困るんです。なぜなら東京駅で買うアイスが溶けるからです。と明確に言えるなら、いいんだけど。
あとはそもそも、新幹線以外の方法で行くっていう選択肢はないんだろうか。ドライバー付きの車をレンタルして現地まで送って貰えば。ヘリってどう? 前泊すれば? 移住すれば? スカイツリーの近くに住んだら毎日歩いていけるよ。 極端な発想かもしれないけど、仕事においてはゴールはあるけど、そこへ辿り着く方法は無数にあることが多いような。その自由さゆえにいろんな選択肢があって頭を悩ませるきっかけにもなっているのかもしれないけど。(え、ゴールもないことも多い?それは一旦置いておきましょう〜)
アイスが溶けるなら、東京駅で食べちゃえば?時間がない?じゃあその時間を捻出できるようにスケジュールを見直せば?(面倒臭いから嫌・・?)
最新のモデルを使うか、プロンプトをブラッシュアップしたいんです。
今何が問題なんですか?
・・・わかりません。
生成AIが出してきたものを、まだ精査していない。そんな中で何をブラッシュアップすればいいんだろうか。問題が何かもわからないなら、課題が何かもわからない。まずはどこにギャップがあって、どれくらい根深いのかが分からないと何も言えないよな。
ベンダーは自社製品を買って欲しいから、そりゃ自社製品での解決策をどうにか見つけてきて言うよ。そして現場もそれを真にうける。「最新機能さえ、最新機能さえ使えたら・・・」そんな構図って結構大変じゃない。最新機能ですよ。いつ使えるのか分からないんですよ。いつ仕様が変わってもおかしくないんですよ。生成AIですよ。100点を求めて大丈夫ですか〜?
なんか生成AIが現場を逆に困らせている気がする。昔だったら、じゃあ人を入れようとか、外注しようとか、頑張ればなんとかなる。その一言で解決するような問題だったんじゃないかなと思ってしまう。
(最後が一番多いかもしれない笑)
テクノロジーは本当に人を幸せにするのだろうか? 新しい悩みを増やして、それを解決するという仕事を増やして、誰かの懐を癒している。そして現場はずっと楽にならない。
業務プロセスを広く見直すっていう、めっちゃ面倒臭いことに挑むスキルも一生身につかない。だからツールありきで、これでなんとか完璧まで行きたいと、視野が狭窄してしまうんじゃないだろうか。
そんな構造に見えてしまってならないのは、やっぱり私の知識や経験、スキル、考え方がまだまだ浅いからなんだろうか。
最新モデルに心躍るのは理解できるけど、まずは当たり前のことを当たり前にする。それは忘れないようにしたいと思う今日この頃でした。
