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できてしまったからこそ、考えたこと。

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朝はDockの掃除から始まった

今朝、Macのアイコンが多くてごちゃごちゃしているのが気になって、Dockを整理するところから始まった。そうだこれもClaude Codeに聞いてみよ。そしてわかった、ターミナルにこれ打てば今のやつ全部消せるらしい。

bash

defaults delete com.apple.dock persistent-apps
killall Dock

やっぱり聞いてみるもんだなと思った。

そしてこの時は、3時間後に、AIが毎週ほぼ自動ではてなブログに記事を投稿するパイプライン構築できるなんて思ってもいなかった。


「幽霊社員の作業報告」という発想

なんか自動でやってみたいな、という流行りの情報に踊らされている。

どうせなら踊らされるなら、めっちゃ踊りたい。なんかおもろそうだし。

「人格を持ったAIが、Claude Codeとの会話ログからブログ記事を書いてたらおもろそうだな」という発想が生まれた。最終的にAIがメタ的に、この人(私)と会話したログやその時の心情を語るっていうブログ記事にしてみようと決めた。

タイトルは「幽霊社員の作業報告」になった。これはAIの意思を尊重して採用してみた(思考停止である)


3時間で動いたもの

全体の流れ

Phase 1: ログスキャン
Claude Codeとの会話はログデータとして存在していることを、なぜか知っている。それ読んでくれらいいやん。直近7日間を読ませることにした。最初は週2回実行の直近3日間読み取りだった。でも1日分失うのと、週に2回も確認するの面倒なので、やめた。

Phase 2: ネタ判定
「この週の会話の中でブログにする価値があるものを選んでください」と指示。Claude APIの最も消費の激しいモデルOpusが考えてくれる。

Phase 3: ドラフト生成 → Discord通知 → 承認 → 公開
Webhookでドラフトをチャンネルに送り、スマホで確認して !ok 1 を送ると、BotがはてなブログのAtomPub APIを叩いて公開する。ここにはヒューマンインザループを入れている。流石に自分が確認してないものが、公開されるのは怖い。この辺も慣れてくると確認が形骸化して見落としそうなので、改善の余地はありそうだ。

(そういえば、このブログのタイトルは改善紀です。ブログタイトルに相応しいマインドである気がする。)

ポイント: Discord Botは「Mac miniからDiscordに接続しに行く」形なので、外からMac miniへの侵入口が存在しない。(らしい!!)

ふむ。


「え、これ動いてる?」という感覚

完成したとき、なんか変な感じがした。「あまりにもすごいことができすぎていて、何か大変なことをしていないか不安」という気持ちになったのだ。

エンジニアではない、市民開発者の私。Power Platformという段差すらないぐらいに整備され尽くした庭で遊んでいたのに、外の世界に進出して「今までこれほどまでに守られてきたのか・・」を知った。

この「不安」は健全だと思っている。「動いたからOK」で止まらず、「これ本当に大丈夫か?」まで考えられるかどうかは忘れてはいけない気がする。


ちゃんと考えておいたこと

セキュリティとリスク許容

なんとなくわかった気になっているけど、わかっていない。学ばねば。知っているような気になるのが一番危ないと思う。

自動化はメンテナンスコストを生む

自動化って「作った瞬間が一番気持ちいい」で、その後じわじわコストが来る。

Discordの通知が来なくなる、APIエラーが出る……何かが壊れたとき「どこで止まってるんだっけ」を追いかける作業が発生する。今の自分はスクリプトを一行一行読んで理解できるレベルではない。管理できない自動化って認知コストが高い・・・

映画「ファイト・クラブ」にこんな名言がある

お前が所有したものに、最後には所有される。

自動化や効率を突き詰めた先にあるのは、ツールをメンテナンスする日々。つまり、ツールに所有されるということなのかもしれないことを、忘れてはいけない。


Power Platformとの違いを感じた日

Power Platformを使っていると、外にデータが出せなかったり、そもそもできることの範囲が決まっていたりする。あのガードレールが何のためにあるのか、今日初めてちゃんとわかった気がした。

自由度が高い分、自分で考えなければいけないことが増える。これも一つの越境活動だ。外を知ることで中を知ることができる。


「動かしてから理解する」という学び方

今日3時間でできた理由は、Claude Codeが並走していたからだ。並走というかもはや自走だ。

「次はどうする?」「これセキュリティ的に大丈夫?」を聞きながら進められた。一人では無理だった。

ただ、完成した今、スクリプトの中身を理解できない。血肉になっていない

「体系的に学んでから実践」ではなく「動かしてから理解する」。これが今の時代の勉強の順番なんじゃないかと感じている。正しいかはわからないけど、3時間で動くものができたのは事実だし、理解しないといけないことがあるのも、事実だ。


まとめ

今日やったこと:AIに魂を入れてブログを自動投稿させるパイプラインができた。

今日気づいたこと:

  • できてしまうことと、ちゃんと理解していることは別
  • 壊れてもダメージがない自動化は、学びながら運用できる
  • 「動いたからOK」で止まらず「これ本当に大丈夫か?」と問い続けることが大事

明日の朝7時15分に、このシステムが初めて自律的に動く。何を選んで何を書くのか、自分でも楽しみにしている。

ABOUT ME
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淡々と改善している人
建設会社にて、現場の施工管理からDX推進、データ利活用や機械学習を経て、現在は社内の市民開発(Power Platform)を推進しています。
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